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コーヒーでメタボ改善!?コーヒーがメタボリック症候群の発症と重症化を予防する可能性
コーヒーはこれまでにいろいろな健康効果を示すことが示されています。
面白いことに、どの国の研究でもおおむね同じような結果が得られています。
薬ならいざ知らず、コーヒーという食品で健康効果が同じように示されるのは、ほとんどないと思います。
個人的には
コーヒーが究極の健康食品だ!
と思っています。
と、コーヒー中毒のワタシの言い訳ですが・・・
さて、今回はコーヒーがメタボに効きそうという論文をご紹介します。
原文はこちら。
研究結果のまとめ
<要約>
この研究では、コーヒーの消費とメタボリックシンドロームの重症度との関連が示されました。
- メタボリックシンドロームは深刻な健康問題となっており、コーヒーがメタボリックシンドロームに与える影響は議論されてきました。
- この研究では、大規模な国民健康調査データを用いて、コーヒー、カフェイン抜きコーヒー、紅茶の摂取量とメタボリックシンドロームの重症度との関連を調べました。
- その結果、1日あたり3杯以上のコーヒーを飲むことは、メタボリックシンドロームの重症度が低いことと有意に関連していることがわかりました。
- また、コーヒーの摂取量が多いほど、BMI、血圧、インスリン抵抗性、中性脂肪酸が低く、HDLコレステロール値が高い傾向にあることも示されました。
- この関連は、メタボリックシンドロームの人にもそうでない人にも見られました。
- 一方、カフェイン抜きコーヒーや紅茶の摂取量とメタボリックシンドロームの重症度との関連は見られませんでした。
<結論>
この研究では、コーヒーの摂取量が多いほど、メタボリックシンドロームの重症度が低いことが示唆されました。ただし、カフェインを抜いたコーヒーや紅茶には同様の効果は見られませんでした。
私の視点
コーヒーにはカフェインが含まれており、カフェインが中枢神経系に作用し、覚醒効果をもたらすため依存傾向が出現することがあります。
それでカフェインレスコーヒーにしてしまうと、残念ながら健康効果がなくなってしまいます。
じゃあ、カフェインで健康効果が得られているのかと言えば、そうでもないようです。
紅茶もコーヒーほどではないにせよ、カフェインが含まれています。
にも関わらず、紅茶では健康効果がありません。
ということで、普通のコーヒーを飲まないといけないわけです。
「コーヒーの飲み過ぎじゃないの?」と指さされながらも、健康のためにコーヒーを飲み続けます。
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