コラム健康づくり栄養
甘いものなのにがんのリスクを下げる?!甘いもの好きな人、必見です!
甘いものを食べすぎると太ってしまうのは皆さんご存知の通りです。
そして肥満になるとがんのリスクが高まってしまうのです。
ですから、一般的に甘いものには健康を害するリスクがあると考えられます。
またそのようなデータをたくさん見ることができます。
一方で、甘いものなのにがんのリスクが下がるとしたら?
積極的に食べたいですよね!!!
甘いものに分類していいのかどうかはさておき、がんのリスクを下げる食べ物が紹介された記事を紹介します。
「甘いもの」好きに朗報!最新研究で判明した、がんリスクを最大40%減らす“スーパーフード”4選
内容をまとめると
- がんのリスクを下げる食べ物は、①黒糖、②ダークチョコレート、③ナッツ、④フルーツ(アサイー)
<黒糖>
- 奄美大島の住民調査結果によれば、黒糖を1日1回以上食べる人は、食べない人に比べてがんになるリスクが約40%も低下している。
- がんの部位別に見ると、胃がんのリスクが低くなっており、女性では乳がんのリスクも低下している。
- 黒糖には糖分だけでなく、ミネラルやポリフェノールなどの植物の栄養成分が含まれているため、がんリスク低下に関連している可能性がある。
<ダークチョコレート>
- フィンランドの男性2万7000人以上を対象とした研究で、チョコレートを多く摂取するグループは、食べないグループに比べてがんによる死亡リスクが12%低かった。
- カカオ豆にはポリフェノールが豊富に含まれており、特にダークチョコレートには赤ワインやコーヒーよりも多くのポリフェノールが含まれている。
- 砂糖が入っていないダークチョコレートは血糖値を上げず、おやつとしておすすめ。
- ポリフェノールは活性酸素を取り除く抗酸化作用や抗炎症作用があり、動脈硬化や高血圧、脳卒中の予防にも効果的。
<ナッツ>
- ナッツは食物繊維、ビタミン、ミネラルに加え、天然のポリフェノール(エラグ酸やオメガ3脂肪酸のαリノレン酸)を含んでいる。
- 多くの研究で、ナッツががんを予防する効果が報告されている。
- 地中海食の比較試験では、週3回以上、にぎりこぶし程度の量のナッツを食べる人は、がんによる死亡リスクが約40%低下し、大腸がんや乳がんの患者さんを対象とした研究でもがんの再発を減らす、または生存期間を延ばす効果が確認されている。
- おすすめの種類は、木になっているナッツ(ピスタチオ、くるみ、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、マカダミアナッツ)。
<フルーツ(アサイー)>
- フルーツを週に1回以上食べる人は、胃がんの発生率がおよそ30%低いと報告されている。
- 特定のフルーツとがんリスクの明確な関係は証明されていないが、アサイーという「スーパーフルーツ」が注目されている。
- アサイーはアントシアニンなどのポリフェノールが豊富で、抗酸化作用や抗炎症作用、血管新生阻害作用が確認されてる。そのポリフェノールはココアの約4・5倍、ブルーベリーの約18倍にもなる。鉄分、食物繊維、カルシウム、ビタミンCも含まれており、がん予防に効果的とされている。
甘いものかと言われると微妙なものもありますが・・
しかし食生活に取り入れていきたいですよね。
私自身は小腹が空いた時にはナッツ(カシューナッツ、マカダミアナッツ)やダークチョコレート(86%)を摂るようにしています。
食べながら健康になることはいいことですね!