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カロリー制限や時間制限だけじゃない!食事のタイミングを4時間前倒しにすれば、体脂肪減少に驚きの変化が起きる!
最近、食事時間を制限したダイエット(時間制限食、Time-Restricted Eating: TRE)が注目されています。
食べるものを代えなくても、食べる時間を制限するだけで、カロリー制限と同じような効果があるというものです。
詳しくは下記を参照してくださいね。
しかしカロリー制限や時間制限だけがダイエット方法ではないようなのです!
今回は食べ物を同じにし、食べる時間制限も揃えた上で、食べるタイミングを変えるとどのような効果があるかを示した研究を紹介します。
アメリカ合衆国のBrigham and Women’s Hospitalで行われた研究です。
体格指数(BMI)が高く、過体重や肥満と判定された16名の患者を対象としています。
(平均年齢 37.3歳、性別 男性11名 女性5名、平均BMI 28.7)
この16名を2つのグループに分けます。
①早い時間帯に食事をする(起床後1時間0分、5時間10分、9時間20分に食事)
②遅い時間帯に食事をする(起床後5時間10分、9時間20分、13時間30分に食事)
つまり、食事のタイミングが250分(約4時間)異なるだけとなります。
いろいろ研究結果がありますが、いくつか列挙します。
<空腹感>
早い時間帯の食事に比べ、遅い時間帯の食事では空腹感が倍増
特にでんぷん質の食品や肉を食べたいという欲求が増加
<食欲調節ホルモン>
満腹感を促進するレプチンは、早い時間帯の食事に比べ、遅い時間帯の食事では24時間では6%減少
覚醒している16時間では16%減少
空腹感を促進するアシル化 (活性) グレリンとの比率では、24時間ではグレリン:レプチン比は12%増加
覚醒している16時間では34%増加
ホルモン的に見ても、早い時間帯の食事に比べ、遅い時間帯の食事では食欲が増進するという裏付けになりますね。
<エネルギー消費>
早い時間帯の食事に比べ、遅い時間帯の食事ではエネルギー消費が平均で59.4 kcal(5.03%)の減少
お腹が空くから代謝が落ちるんでしょうかね~?
ちなみに炭水化物が燃えにくいとか、脂質が燃えにくいとかはないようです。
<中核体温>
早い時間帯の食事に比べ、遅い時間帯の食事では中核体温は覚醒している16 時間では低下
エネルギー消費が減っている裏付けになりますね。
他にも詳しい分子メカニズムの解析がされていますが、気になる方はリンクから原文を見てくださいね。
ということで、食事のタイミングが4時間ズレるだけで体脂肪に与える影響は大違いになってくるのです。
この研究では食事摂取時間を10時間以内にコントロールしています。
朝起きてから10時間以内に食事を終えることができるかどうか、そこが鍵になりそうですね。
それができれば、あなたの体脂肪はだんだんと減っていくでしょう。
これまでダイエットをする言えば、摂取カロリーを減らし消費カロリーを増やす「カロリー理論」を用いた方法しかないようにされていました。
しかし、いろいろな研究結果からは、カロリー理論だけでは説明がつかない、あるいは間違っているとしか言いようがない研究結果もあるのです。
なぜ「カロリー理論」ではやせないのか知りたくありませんか?
まずはここを読んでくださいね。
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