コラム健康づくり健康診断・ 雇用時健診
笑って済ませられない、身長のわずかな縮み
今日、健康診断を受けてきました。
身長が170 cmに届きませんでした・・・
昨年が170.2 cmで、今年は169.8 cm。
わずかと言えばわずかなんですが、やっぱり170 cmは欲しい。
ちょっとショックです。
しかし、ショックと言えば、身長がわずかに縮んでも
死亡リスクが上昇するという研究結果が発表になっていることです。
福島県立医科大学で行われた日本人を対象にした研究で、
Scientific Reportsの報告されています。
要約すると、
- 2008年から2010年の2年間の身長の変化と、あらゆる原因による死亡(総死亡)および心血管疾患による死亡の関係を検討。
- 2年間で0.5cm以上の短縮が見られた人は高齢者と女性に多かった。
- 2年間の身長短縮が0.5cm以上だった集団の総死亡のリスクは、0.5cm未満だった集団の1.26倍と高かった。
- 男性では1.24倍、女性では1.28倍であった。
たった0.5 cmでも死亡リスクが上がっているのです。
私の身長が来年も縮み続けるとすれば、死亡リスクが上がってしまう~~~!
体重を測る重要性は理解していると思いますが、身長も測っていくことが大事ですね。
病院を受診された際には身長、体重を測りましょう。
当クリニックでは体組成(筋肉量や脂肪量など)も測定できます。
健康管理にお役立てくださいね。