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糖尿病患者では気をつけたい夏の食べ物

糖尿病患者では気をつけたい夏の食べ物

暑くなるとついつい食べたくなってしまう冷たい食べ物。

冷たい氷水に浮かんだそうめん、キンキンに冷えたスイカ、のどを潤す冷たいジュースにアイスクリームやかき氷、などなど。

これを見て、「ハッ!」と気づいたあなたは、なかなか鋭い方です。

夏の食べ物には罠がいっぱいですので、それを書いていきましょう。

夏の食べ物は糖尿病が悪化しやすい!

①スポーツドリンクや経口補水液

糖尿病と診断されているあなたは、当然、甘い物には注意しているはずです。

アイスクリームやかき氷、ジュースなどは控えていることでしょう。

ですが、スポーツドリンクはどうでしょう?経口補水液は?

熱中症予防にスポーツドリンクや経口補水液を飲んでいるという人は多いかと思います。

ですが、糖分を多く含んでいることをご存じですか?

糖分を加えることで水分の吸収が速くなるように調整されているのです。

ということは、急速に糖分が吸収されていることでもあります。

急いで水分の吸収を促したい場面ではスポーツドリンクや経口補水液は有用です。

が、糖尿病患者で特に急速な水分吸収を必要としないのであれば、水分(と場合によっては塩分も)を補給すれば特に問題はありません。

というか、そちらの方がいいでしょう。

あえてスポーツドリンクや経口補水液を飲む必要はありません。

②そうめん

そうめんは「カロリーが低いから大丈夫」なんて思っていませんか?

そうめんは小麦粉から作られているため、糖質が豊富です。

また血糖が上昇しやすい食べ物でもあります。

食後血糖値の上昇度を示す指数にグリセミック・インデックス(Glycemic Index、GI)というものがあります。

GI値が70以上のものは血糖値が急上昇しやすい食べ物になります。

そうめんのGI値は80ですので、血糖値が急上昇しやすい食べ物に相当しますね。

そうめんを食べる時におかずなどと一緒に食べれば血糖値上昇を緩やかにできるのですが、そうめんはそれだけで食べるケースが多くないですか?

ということは、そうめんを食べると血糖値が急上昇しているはずです。

③すいか

すいかは重量に対して、そこまで糖質が多い食べ物ではありません。

少なくもないですが・・

問題なのは、ついつい大量に食べてしまうことです。

もともとすいかはサイズが大きいし、余らせてもいけないということで食べ過ぎてしまうことが多くなりがちです。

食べ過ぎれば、当然、血糖値は上昇してしまいますね。

夏の栄養不足に注意

このように、夏についつい食べてしまうものは炭水化物や糖質といった栄養に偏りがちです。

その結果、脂質やタンパク質などの他の栄養素の摂取が不足してしまいます。

それが夏型の栄養不足だと思います。

夏バテにならないように食べているはずの食べ物が、実は、夏バテを促進しているとも言えるのです。

ついついこれらのものを食べるようになっているというのは、すでに栄養不足になっているかもしれない危険なサイン!!!

意識的に炭水化物以外の栄養素が多い食べ物を摂取して、栄養不足、夏バテにならないようにしていきましょう。

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