花粉症診療ブログ
花粉症が治まらない・・・花粉症の薬の飲み方はこうだ!抗アレルギー薬を効かせるコツ
3月になり、花粉症が本格化している感じがします。
例年より花粉の量は少ないと言っていますが、花粉症の症状は必ずしも花粉の量と一致するわけではありません。
外出を控え、
眼や鼻の洗浄をする
など、花粉との接触を完全に断つようにしていくことが重要かと思います。
とは言え、いつもいつも眼や鼻の洗浄をするわけにもいきませんし、起こってしまったアレルギー反応は長く治めたいですよね。
そのために抗アレルギー薬を内服している方も多いかと思います。
さて、抗アレルギー薬の効果ですが、それは本当に千差万別。
よく効く人、効かない人、眠くなる人、ならない人、同じ薬でも全然効果が違います。
ちなみに私は非常に眠くなりやすく、効きやすいタイプですので、眠気で困ることはあっても効果がなくて困ったことはありません。
抗アレルギー薬が効きにくいタイプの人は、印象として眠くならない人が多いように思います。
眠くならないタイプの抗アレルギー薬は全く効果なし!
なんてことも珍しくないように思います。
そこで、少しでも効果を上げるために抗アレルギー薬を効かせるコツをお話します。
抗アレルギー薬は食後に内服するように処方されることが多いのですが、実は多くの場合、
空腹時の方がいい!!!
のです。
多くの抗アレルギー薬(すべてではない)は食事をすると吸収力が低下します。
空腹時に内服し、吸収量を増やすことで効果が上がることが期待できますね。
まずはこれを試してみて下さい。
これでもだめなら抗アレルギー薬を別のものに変えると効果が出ることがあります。
これは次回の記事でお伝えしますね。
花粉症治療を行っておりますので、花粉症でお悩みの方は受診されて下さいね。